コーティングの種類と特徴

コーティングの種類と特徴

技職人魂シリーズ開発者_山口

もくじ

コーティングの目的

コーティングとは

コーティングとは素材に皮膜を作り傷や防汚を目的として施工されます。
主に水を弾いて撥水するものや被膜を作って防汚するものがあります。

撥水タイプ

水を弾いて水滴を作り、水切れをよくすることで水垢を防ぎます。
流れる水滴で汚れも一緒に落とす作用もあります。
基準点:水滴がどれだけ丸くなるか接触角が撥水の基準になります。

皮膜タイプ

皮膜を素材の表面に付着させて防汚したり、細かいキズを埋めて反射を滑らかにして傷を目立たなくさせます。皮膜は透明なので下地処理そのまま可視で確認できる状態になります。撥水のように瞬間的に大きく変わらないので下地処理をどれだけ行ったか経過後にどれだけ防汚や傷を防いでいいるか判断の基準になります。

古びたシャッターにコーティングを施し可視と水滴でテスト

コーティングの種類

・シリコン系

簡単に説明すると油です。油を塗って水が弾いている状態を作ります。
汚している。とも捉えれます。耐久性がなく洗浄や温度で落ちてしまいます。
手軽に使えるので家庭用に使用されます。

・フッ素系

耐久性に優れていて撥水効果も持続します。言い換えるとペンキのようなもので、硬化するのに時間がかかります。本格的な施工は一般的には厳しく有識者や工場などで行います。

・ガラス系

比較的簡単にガラス系の皮膜を作ります。薄くて耐久性があり車などには主流で使われています。硬い被膜にするには重ね塗りが必要で下地処理が悪いとダイレクトに様子が現れるので下地処理とセットで行います。

耐久性

それぞれに期間がある

コーティングには、撥水期間を表す「撥水期」と耐久防汚期間を表す「防汚期」があります。

撥水期は短く、撥水を得意とするコーティング剤は比較的短い期間で機能を失います。シリコンなどが良い例です。

防汚期はイコール耐久期間になります。フッ素などの膜厚があるものほど期間は長く、シリコンなど撥水するものは短期間で硬化を失います。

ガラス系コーティングの強み

・施工がしやすい

薄い被膜を重ねて作るので、施工しやすいのが特徴です。

・耐久度が高い

耐久度が高いので効果が持続するのが特徴です。

・下地がダイレクトに現れる

長所でもあり短所ともいますが、透過して下地が現れるので風合いを損なうことなく皮膜をつくることができます。

下地処理してないシンクに塗布。膜厚が薄いので塗っているかどうかわからないが機能は抜群。

コーティング職人がオススメ

コーティング職人は、「撥水期」を終えると「防汚期」に移行します。
車のコーティング技術を応用し、誰でも簡単にガラス被膜を形成できるように改良しています。
重ね塗りすることで膜厚の調整もできるので、白くならずにコーティングを施すことができます。

光の乱反射による白化を薄い被膜でコーティングすることで研磨せずに表面を滑らかにし、風合いを損ねない皮膜を作ることができます。

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